第4回被害者なのに「しょうがない」 痴漢被害、寄せられた声

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土屋香乃子
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 企画「痴漢 あなたのとなりで」に、多くの意見や体験が寄せられました。「満員電車がトラウマになった」「無力感に襲われた」「親にも話せていない」「何年経っても忘れられない」――。連絡をくださった3人の女性に話を聞きました。

写真・図版
痴漢 あなたのとなりで

 県内に住む女性(64)は、50年ほど前の被害を今でも思い出す。

 「忘れている時期もあるけど、この年になってもつらくなることがあります」

 高校生の頃だった。帰宅途中、満員の南武線を降りると、後ろの男性に「スカートを切られていますよ」と声を掛けられた。

連載「痴漢 あなたの隣で」

身近な性犯罪「痴漢」。被害者、加害者に話を聞き、対策を考えた連載です。

 臀部(でんぶ)を触るとスカートが15センチほど、ざっくり切られていたのが分かった。恥ずかしく、「もし肌も傷つけられていたら」と恐怖を感じた。スカートの前後を入れ替え、切られた部分をかばんで隠して泣きながら帰った。一番つらい記憶だ。

 大学に進学してからも、満員…

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