上り坂のきつさ、車いす生活で知った 俳優・奥野壮さん

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聞き手・野城千穂
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 パラスポーツと特撮を掛け合わせたNHKの「超速パラヒーロー ガンディーン」が26日午後6時5分から始まる(全3話)。車いす陸上に打ち込む高校生の森宮大志を演じたのは、「仮面ライダー」の主演歴がある奥野壮さん。素人には直線を走ることすら難しいと言われていた競技用車いすの訓練を1カ月間続け、迫力のレースシーンを演じきった。並行して、日常生活でも車いすに乗っていたという。役作りの裏側や、知らなかった世界を知ることの大切さについて、20歳の等身大の言葉で語ってもらった。

     ◇

 ――パラスポーツと特撮を合体させたドラマと聞いて、「絶対に僕を使ってほしい」とオーディションに挑んだそうですね。

 「LGBTやパラスポーツのような、世間的に見たらマイノリティーの存在を、こういう人たちがいるんだよと知ってもらえるような作品に携わりたいという思いがありました。僕自身知らないことが多いので、僕も知りたい。それと、特撮は僕も経験(デビュー作「仮面ライダージオウ」で主演)があったので」

 ――今作に出演する前、パラスポーツを見たことはありましたか?

 「僕見たことなくて。パラスポーツってどうやってやるんだろう、というところから入りました。パラスポーツに対するイメージのようなものもありませんでした」

 ――ドラマでは競技のシーンがあります。

 「撮影の1カ月くらい前から…

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