グーグル、閲覧追跡の機能の廃止、23年末に後ろ倒し

サンフランシスコ=尾形聡彦
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 米グーグルは24日、サイトの運営者以外の第三者の広告会社などが、利用者の閲覧状況を追跡できる「サードパーティー・クッキー」と呼ばれる仕組みの廃止時期について、当初計画から約2年遅らせることを明らかにした。プライバシー保護の強化のため、当初は来年初めごろまでに廃止する計画だったが、2023年終わりごろまでずれ込むという。

 グーグルは「より多くの時間が必要なことが明らかになった」と説明し、廃止時期を23年の終わりごろに後ろ倒しにした。

 「サードパーティー・クッキー」は、ウェブサイトをまたいで利用者の行動を追跡することに使われ、プライバシー侵害との批判が強かった。アップルの「サファリ」など他の閲覧ソフトがすでにこの機能を廃止するなか、グーグルも昨年1月、閲覧ソフト「クローム」上でも、2年かけて段階的に廃止する方針を発表していた。(サンフランシスコ=尾形聡彦