なぜ東京五輪代表から落選したか 楽天・松井の自己分析

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構成・室田賢
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「緩急自在」楽天・松井裕樹コラム

 東北楽天ゴールデンイーグルスの松井裕樹です。

 2年ぶりの交流戦が終わりました。自分自身は最後の阪神戦で負けてしまったので、振り返ると気持ちのいいものではなかったです。

 セ・リーグの本拠地は登板機会が少なく、マツダスタジアムは久しぶりで、神宮球場もマウンドが変わってからは初めて。マツダスタジアムもマウンドが変わっていたように感じました。

 この2球場とも、ブルペンのマウンドと球場のマウンドの傾斜が違っていました。安楽(智大)や酒居(知史)さんから「自分はこうやった」という話を聞きながら対応しましたね。

 投手にとってマウンドの傾斜は投球にどう影響するのか。まず、ブルペンの傾斜に合わせて調整し、「よし、この傾斜で良いボールの準備ができた」となります。でも、実際のマウンドの傾斜が異なると、踏み出す足の地面に着くタイミングが変わります。

 すると、ブルペンで良かったものが、全くなかったものになってしまいます。投球練習の5球の中で、状態の良いところまで持っていく作業を改めてしないといけない。投手は瞬時にマウンドに合わせる能力が必要になってきます。

 今回の神宮とマツダスタジアムのマウンドは、ブルペンより球場の方が、傾斜がなだらかだった。

 その分、思ったより先に足が…

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