平井デジタル相、NTT幹部と8回会食 「割り勘した」

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 平井卓也デジタル改革相は25日の閣議後会見で、NTT幹部と2016年以降に8回の会食をしたと明らかにした。このうち2回は昨年9月の大臣就任後だったが、会費は割り勘で支払ったとし、「大臣規範にのっとった対応をしており、国民から疑念を招くようなことはない」と主張した。

 24日発売の週刊文春は、平井氏がNTT会長の篠原弘道氏や社長の澤田純氏から高額な接待を受けていたと報じた。平井氏は会見で、会食した事実を認めたうえで、「私と、同席した事務方の分は(費用を)きっちり払っている」と述べた。会食の理由は「最先端の技術と今後のデジタル改革の方向性についての意見交換」と説明した。双方の参加者名は明らかにしなかった。

 国家公務員倫理規程は、利害関係者からの接待を禁じ、割り勘でも1回1万円超の会食は事前に届ける必要がある。文春が同席した可能性があると報じた官僚について、内閣官房IT総合戦略室は「担当者が不在」として、取材に応じていない。

 NTTグループは、閣僚や総務省幹部に高額接待を繰り返していた問題が3月に発覚した。接待を受けた前総務審議官は辞職した。NTTは今回の件について「個別の会食については回答を差し控える」としている。