ASEAN4カ国に新たにワクチン提供 各100万回分
安倍龍太郎
政府は25日、新型コロナウイルスのワクチンを新たにインドネシア、マレーシア、タイ、フィリピンの東南アジア諸国連合(ASEAN)の4カ国に提供する、と発表した。英アストラゼネカ社製で、それぞれ約100万回分。7月1日以降に発送する。すでに提供済みの台湾、ベトナムにも各約100万回分を追加する方針だ。
茂木敏充外相が25日の閣議後会見で明らかにした。茂木氏は「ワクチンは『現物で欲しい』との要望も各国から寄せられている」と説明。感染急拡大に伴い、ワクチンが不足している国が対象で、日本との関係や、各国とアストラゼネカ社との間の契約があることなどを考慮したうえで、提供先を決めたという。(安倍龍太郎)
日本の外国向けワクチン支援
【6月】※提供済み
●台湾=124万回分
●ベトナム=97万回分
【7月以降】※予定
●インドネシア、マレーシア、タイ、フィリピン=各約100万回分
●台湾、ベトナム=各約100万回分を追加
●東南アジア、南西アジア、太平洋の島嶼(とうしょ)国など=計約1100万回分
(外務省の25日の発表などから)
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