「子ども復興五輪」は無観客 復興庁、被災地で7月開催

編集委員・大月規義
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 復興庁は25日、東日本大震災で被災した宮城、岩手、福島の3県で、7月に「子ども復興五輪」を開催すると発表した。宮城でサッカー、岩手でラグビー、福島で野球をする。プロ選手による指導や、交流試合を予定している。新型コロナウイルスの影響で東京五輪には慎重論もあるなか、子ども復興五輪は「無観客」で実施する。

 7月4日に宮城県利府町の宮城スタジアム、10日に岩手県釜石市の釜石鵜住居復興スタジアム、17日に福島市の信夫ケ丘球場で開催する。参加する子どもは宮城が小学生56人、岩手が同22人、福島が小中学生60~70人。

 感染防止策として、参加する子どもはいずれも県内に限定する。指導する選手や運営スタッフらの人数も最小限に抑える。宮城と岩手で各15人程度、福島で70人程度とし、PCR検査もする。子どもや関係者も14日前から検温して、チェックシートを出してもらう。

 復興庁の担当者は「コロナ禍での開催となるため、中止も含めて検討した。被災地での運動会やイベントの開催状況などを参考に開催を決めた」としている。(編集委員・大月規義