「深刻な内臓疾患」 東芝総会、経営の混乱を嘆く株主ら

有料会員記事

大鹿靖明、鈴木康朗
[PR]

 25日に開かれた東芝の株主総会で、取締役会議長を務めてきた永山治氏ら2人の取締役への再任が否決された。10日公表の外部調査で、昨年夏の株主総会が「公正ではなかった」と指摘されたことが響いた。この日の総会に出席した株主からは、経営の混乱への嘆きや、出直しを求める声が相次いだ。

 「こうも頻繁に問題が起きると、会社の方々の顔を拝見したくて」。東京・高田馬場の会場を訪れた佐々木克実さん(63)は、父の代からの株主。2015年に不正会計問題が発覚して以降、会社側が繰り返し強調する企業統治改革には懐疑的だ。

 「本来は目に見えない内臓疾患が15年以降、表に出てきた。社外取締役をいくら増やしても、形だけではないのか。この深刻な疾患を治せるのか」。永山氏らの再任が否決されたことも「仕方がない」とし、「会社が変わるには、かなりの意識改革が必要だ」と指摘した。

 元東芝社員の助川博さん(6…

この記事は有料会員記事です。残り365文字有料会員になると続きをお読みいただけます。