大阪府、酒提供の条件43項目 店「ハードル高すぎる」

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浪間新太、華野優気 浅沼愛
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 緊急事態宣言から「まん延防止等重点措置」に移行した大阪府では、飲食店での酒類提供が一部解禁された。ただ、提供には府が認証する「ゴールドステッカー」の申請が必須。申請には43項目にのぼる感染対策をクリアする必要があり、飲食店からは「ハードルが高すぎる」との悲鳴が上がっている。

 「項目が40個以上もあって多すぎるし、ネットでの手続きも難しい。本当に、何から何までややこしい」

 大阪市北区日本料理店の店主の男性(45)は、そう憤る。板前一筋25年。パソコンを使う機会がなく、ネット申請は難しいと感じて郵送手続きを選択した。だが、必要な書類を印刷するのにもパソコンを使う必要があり、苦労した。

 感染対策は徹底したが、パーティションの配置や掲示物の内容など、「要件を満たしているのか、判断が難しい項目もある」。府のコールセンターに問い合わせようとしたが、一向につながらなかった。申請手続きは宣言が明けた21日までには完了しなかった。

 それでも21日から酒類の提供を再開した。「楽しみにしているお客さんの手前、再開せざるをえなかった。説明が不親切。期間も短すぎると思う」と語る。

 大阪市浪速区のカラオケ居酒屋の店主の女性(75)も、申請手続きの複雑さに憤る。「飲食店やってるのは若い人ばっかりちゃう。こんな制度押しつけられても、どうしようもない」

 店を始めて16年目。約20…

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