3千人の町のリコール 深まる対立「小さな町なのに…」

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本井宏人、土井良典 伊藤智章
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 人口3千人に満たない山あいの町で、町長リコールをめぐる対立が深まっている。解職を請求された愛知県東栄町の村上孝治町長(63)は、解職の是非を問う住民投票を待たずに辞職を表明。25日の町議会で同意された。出直し町長選が8月上旬にも実施される。住民は何を思うのか。

 現在2期目の村上氏は、この日の臨時町議会で「選挙で町民に最終判断を仰ぎたい」と述べ、出直し選に立候補する意向を示した。

解職投票は実施せず、出直し町長選へ

 住民投票の実施を待たずに辞職する理由は、「解職が成立すれば、また町長選をしなければならない」などと説明した。

 リコール運動は、町が東栄医療センターでの人工透析を昨年3月で中止したことがきっかけになった。町の計画では、来年度にセンターを移転新築した後も、透析は再開せず、入院病床も廃止する。こうした地域医療の再編計画に「説明不足」との指摘がある。

 村上氏はこの日の議会で「新…

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