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語られなくなった「五輪中止」 医療の限界訴えた病院長

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荻原千明
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 東京都内の新型コロナウイルス感染者数が再び増加に転じ、「五輪中止」を訴える立川相互病院(東京都立川市)にもその影響が忍び寄る。開幕まで約1カ月。感染再拡大が現実のものになりつつある中、開催の是非は語られなくなっている。

 「50代の男性です。15時になりました」

 立川相互病院6階にある新型コロナ専用病棟。22日昼すぎ、新たな患者の受け入れ予定がナースステーションに伝えられた。「了解しました」。透明のパーティション越しに、ガウンや手袋で身を固めた看護師がインターホンで応じる。

 コロナ患者の受け入れ要請が前日から続く。高橋雅哉院長(58)は、「(感染状況が)一時落ち着きつつあったが、再び増えてきたか」と表情を曇らせた。都内の感染者数は、今月16日以降、大半の日で前週より増加している。

「医療は限界」増員も難航

 4月末、五輪開催による感染…

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