天皇陛下が基調講演 国連「水と災害に関する特別会合」

杉浦達朗

 天皇陛下は25日、お住まいの赤坂御所で、第5回国連「水と災害に関する特別会合」にオンラインで出席した。陛下が同会合に出席するのは2017年以来で、国連幹部や各国元首らがオンライン出席する中で基調講演した。

 水を研究テーマとしている陛下は、13年の第1回、15年の第2回の同会合で、米国の国連本部で基調講演している。19年の第4回は代替わりと重なって出席できなかったため、今回は4年ぶりの参加となる。

 今回の同会合のテーマは、「コロナ後の世界をいかによりよく築いていくか」。陛下は「災害の記憶を伝える―より強靱(きょうじん)で持続可能な社会の構築に向けて―」と題した基調講演で、東日本大震災や日本で過去に起きた津波の被害や、その歴史や記録に学ぶことの大切さについて説明したという。(杉浦達朗)