バイデン氏「米軍撤退後も支援」 アフガン大統領と会談

有料記事

ワシントン=高野遼
[PR]

 アフガニスタンガニ大統領は25日、ホワイトハウスを訪れてバイデン米大統領と会談した。米国は9月を期限に米軍の完全撤退を進めているが、バイデン氏は撤退後も経済面などでアフガン政府への支援を続ける意向を表明。ガニ氏は支援に感謝の意を示した。

 会談を前にバイデン氏は「米軍は撤退するが、アフガニスタンへの支援が終わることはない」とした上で、今後に向けて「アフガニスタン人が自らが望む将来を決める必要がある」と語った。

 ガニ氏はバイデン氏の判断について「尊敬し支持する」と表明。「米国とのパートナーシップは新章に入る。軍事的ではなく包括的なものとなる。非常に勇気づけられ、満足している」と感謝を述べた。

 バイデン氏は4月、「米史上最長の戦争」を終わらせるとして、駐留米軍を9月11日までに完全撤退させることを発表。米中央軍によると、すでに6施設をアフガン政府に引き渡し、撤退作業の50%以上が完了した。9月の期限より早く撤退が完了する可能性もある。

 一方、現地では米軍撤退と同…

この記事は有料記事です。残り349文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
今すぐ登録(1カ月間無料)ログインする

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

【期間中何度でも15%OFF】朝日新聞モールクーポンプレゼント
  • commentatorHeader
    三牧聖子
    (同志社大学大学院准教授=米国政治外交)
    2021年6月26日18時21分 投稿
    【解説】

    アフガニスタンの安定の目処が立たないままの米軍の完全撤退については、政権内にも異論があったが、バイデンはそうした意見を押し切る形で、完全撤退を表明した。それは、戦略的な判断というより、外国のことより国内問題を優先すべきだという、世論を反映し