宝塚の107期生デビュー あの名探偵描く宙組公演開幕

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杢田光
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 この春入団したタカラジェンヌのひな鳥たちが、6月26日に宝塚大劇場でデビューした。新トップ娘役に潤花(じゅん・はな)を迎えたばかりの宙(そら)組に、フレッシュな風を吹き込んでいる。

107期生迎え、華やかなレビュー

 冒頭、ゴンドラに乗ったパティシエ姿のトップスター真風涼帆(まかぜ・すずほ)が天井から降り立つ。爽やかに歌い、レビュー「デリシュー!―甘美なる巴里―」(作・演出=野口幸作)の舞台、パリへと誘う。

 照明のついた瞬間、大階段に羽根扇を持った組子がズラッと並ぶ。真風はその華やかさを「レビュー版チョンパ」と表現する。風船のように丸みを帯びた潤の短パンにも仕掛けがあり、一瞬のうちに変化を遂げる。「プロローグからとっても豪華で、私も客席から見たいくらい」と真風は言う。

 そこから怒濤(どとう)のパレードに突入する。「さあ召し上がれ」と歌い、大階段の最上段から、組子たちが列になってスイーツを次々と運んでくる。贅(ぜい)を尽くしたお菓子のフルコースだ。

 和希(かずき)そらの持つキャンディーはステッキに、桜木(さくらぎ)みなとのショコラケーキはハットに様変わり。芹香斗亜(せりか・とあ)のアイスクリームの飾りは、よく見ると周りとひと味違う。それぞれの小道具をオペラグラスで追うのも楽しい。

記事後半では、ラインダンスや「シャーロック・ホームズ」の見どころ、そして初舞台生4人の声を紹介します。

 スイーツをマカロン形のピン…

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