日本記録の山県亮太、セイコーが贈った粋なご祝儀とは?

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 6日に陸上男子100メートルの日本記録を更新した山県亮太(29)が26日、所属先のセイコー大阪市内で開いた「セイコー 山県亮太選手 日本新記録達成報告会」に出席した。

 前夜には日本選手権男子100メートル決勝で、4位とわずか1000分の1秒差の3位に入り、東京オリンピック(五輪)代表に内定したばかり。山県は疲れた表情で「過去3回五輪の選考会を戦ってきて、今年が一番しんどかったです」と振り返った。しかも、ここ2年はけがなどに苦しみながら、どうにか3大会連続の五輪代表の切符を手にした。

 そんな山県をねぎらうように、セイコーの服部真二CEO(最高経営責任者)がプレゼントしたのは、同社製の腕時計だ。しかも、時計盤の裏には自身の日本記録「9秒95」が刻まれている特注品。服部CEOは「どんな窮地に陥ってもあきらめない。自分で考えて克服していく不屈の精神は見習うべきだと思います」とたたえた。

 山県は過去に2回出場した五輪で、いずれも自己ベストをマーク。約1カ月後に迫った東京五輪に向け、「限られた時間でしっかり準備をして、納得のレースをしたい」と力強い。

 そんな山県を後押しするように、服部CEOは「(シーズンが終わって)山県君には特別ボーナスを考えている。親孝行のために世界一周ができるように」と新たな贈り物を提案し、会場を沸かせた。