警視庁巡査長、民家で警察手帳示し310万円盗んだ疑い

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 警察手帳を示して民家に上がり込み、現金を盗んだとして、警視庁は26日、荻窪署交通課の巡査長戸嶋亮太容疑者(35)=東京都あきる野市山田=を住居侵入と窃盗の疑いで逮捕し、発表した。容疑を認め、「借金の返済に充てたかった」などと話しているという。

 人事1課によると、戸嶋容疑者は8日、東京都福生(ふっさ)市の70代女性宅に侵入。金庫にあった現金約300万円や、現金約10万円が入った財布を盗んだ疑いがある。この日は非番で、女性に福生署員を名乗って警察手帳を示して「ガラスが割れる音がしたと通報があった」と説明。女性が室内を点検する隙に現金を盗んだという。

 戸嶋容疑者は福生署で勤務した経験はなく、女性と面識もなかった。市内ではこの1週間前にも同じ手口でお年寄りが約2万円を盗まれる被害があり、同庁が関連を調べている。

 警視庁の堺瑞崇・人事1課長は「警察官であることを悪用した言語道断の行為で、極めて遺憾。被害者に心よりおわび申し上げます。捜査を徹底し、明らかになった事実に基づいて厳正に対処して参ります」とのコメントを発表した。