阪神・矢野監督の解決できない悩み 「七回の男」は誰?

内田快
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 (26日、プロ野球 DeNA3―1阪神)

 阪神の「七回の男」探しが難航している。

 1―0の七回。マウンドには六回途中から救援した馬場皐輔(こうすけ)がいた。だが、先頭に安打を許して、及川雅貴にスイッチ。8試合で防御率1・69と安定していた20歳の左腕も、この日は決勝の逆転2ランを浴びてしまった。

 中継ぎ投手にとって負担感があるイニングをまたいでの起用。馬場を引っ張った理由について、矢野燿大(あきひろ)監督は「七回がなかなか固定できないところ。そこに1人、いないからさ」とため息をついた。

 八回岩崎優、九回スアレスが、今季の必勝パターン。しかし、その2人につなぐリリーバーが定まらない。開幕時はキャンプから結果を残した加治屋蓮が託されたが、防御率7点台と期待に応えられず。岩貞祐太や小林慶祐、藤浪晋太郎も力不足だった。

 ただ、矢野監督はいきなり重圧のかかる場面を任せているわけではない。いずれの起用も敗戦処理で試すなど、段階を踏んでの起用だった。巨人と最大8あったゲーム差はこの日の敗戦で3・5に。足音が近づきつつあるが、まだ前半戦。来たるべき時を見据え、焦らず、着実に。全幅の信頼をおける「七回の男」を見つけられるか。(内田快)

 三浦監督(D) 阪口が4月4日以来の白星。「真っすぐをいい角度で投げられた。捕手の山本も的をしぼらせないリードだった」

 阪口(D) 6回1失点で2勝目。「キーマン(の阪神・佐藤輝)を抑えられたことで勢いを止められた。自信につながる」

 矢野監督(神) 交流戦明けの8試合で、1試合に3得点以上したのは2度だけ。「チャンスで1本が出ない。我慢のときかな」