米ニューメキシコ州で熱気球が墜落 男女5人が死亡
サンフランシスコ=尾形聡彦
米ニューメキシコ州アルバカーキ市で26日午前7時(日本時間26日午後10時)ごろ、熱気球が送電線に触れたあと墜落した。地元警察によると、乗っていた5人が死亡した。
地元警察などによると、熱気球は送電線に触れたあと、人が乗る「バスケット」部分が分離して落下したという。地元メディアは、目撃者の話として、気球が30メートルほどの高さから落下したと報じた。死亡したのは40歳から60歳くらいの男女だという。気球が送電線に触れた影響で、約1万3800世帯が一時停電する影響が出た。
地元当局や米連邦航空局(FAA)が事故原因などを調べている。
アルバカーキは熱気球が盛んで、毎年10月には世界中から多くの観光客らを集める大規模なイベントも開かれている。(サンフランシスコ=尾形聡彦)