五輪開催なら「無観客」64% 朝日新聞の都民世論調査
朝日新聞社は26、27日、東京都内の有権者を対象に世論調査(電話)を実施した。東京オリンピック(五輪)・パラリンピックを今夏に開催する場合、「観客なしで行うべきだ」と答えたのが64%で、「観客数を制限して行うべきだ」の30%を上回った。
調査方法
調査方法 26、27の両日、コンピューターで無作為に作成した固定電話番号に調査員が電話をかけるRDD方式で、東京都内の有権者を対象に調査した。有権者がいると判明した1417世帯のうち、804人の有効回答を得た。回答率は57%。
19、20日に実施した全国を対象とした世論調査(電話)では「観客なし」は53%、「観客制限」は42%。今回の都内に限った調査の方が「観客なし」が多かった。「観客なし」と答えた割合は女性が71%、男性が57%と差が出た。支持政党別では、自民支持層の51%、立憲民主支持層の74%、無党派層の68%が「観客なし」と回答した。
開幕まで1カ月を切ったオリ・パラをどうするのがよいかを3択で尋ねたところ、「今夏に開催」が38%、「中止」が33%、「再び延期」が27%だった。
都議選の投票先、自民リード
7月4日に投開票される都議…
- 【視点】
都議選への関心が低そうなのが気がかりです。前回の「小池旋風」の反動か、4年前の調査と比べると、「大いに関心がある」が40%から23%へとほぼ半減しています。残すところ1週間で、関心をより高めることができるかどうか。4年前の投票率は51.28