交際女性だまし中絶薬、男に猶予付き判決 福岡地裁

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布田一樹 杉山あかり
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 妊娠中の交際女性をだまして中絶薬を飲ませ、中絶させようとしたとして、不同意堕胎未遂罪に問われた福岡市城南区、会社員三前(みまえ)尋被告(21)に対し、福岡地裁(伊藤寛樹裁判長)は28日、懲役2年6カ月執行猶予4年(求刑懲役3年6カ月)の判決を言い渡した。

 判決によると、三前被告は昨年9月24日夜、市内の兄の家で、妊娠していた女性(当時18)に性病治療薬と偽って国内未承認の中絶薬「ミフェプリストン」2錠を飲ませ、同意なしに中絶させようとした。薬との因果関係は不明だが、女性はその後に流産した。

 検察側はこれまでの公判で、三前被告について「女性と交際中、ほぼ避妊することがなかった」「女性と結婚する意思はなく、妊娠したら子どもをおろせばよい、などと考えていた」と指摘。妊娠がわかり、女性の出産の意思が固かったため、インターネットで中絶薬のセットを購入し、性病の薬と偽り「(被告が)性病にかかり胎児に悪影響がある」とうそを言って飲ませたとした。

 その上で検察側は、「他人の…

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