泣いた赤おに故郷で青鬼が被害 防犯映像を公開しない訳

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上月英興
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 JR高畠駅(山形県高畠町)で5月、発泡スチロール像「青鬼くん」の左腕が折られた。町出身の童話作家、浜田広介(1893~1973)の代表作「泣いた赤おに」がモチーフで、心優しい赤鬼と青鬼は町のシンボル。胸を痛めた町観光協会職員が「治療」を進めている。

 青鬼くんは身長約3メートル、腕の長さ約1メートル。赤鬼くんと並んで、高畠駅の連絡通路に置かれている。30年近く前、町の若手職員らが夏祭りの山車に乗せるため、1カ月ほどかけて作り上げたものだという。3年ほど前に駅のホームなどを経て、今の場所に移った。

 左腕が折れる瞬間は、通路の防犯カメラが捉えていた。大型連休中の5月2日午後3時15分ごろ、男性2人が東側から訪れ、1人がスマートフォンのようなもので撮影する中、もう1人が青鬼くんを殴ったり蹴ったりした。左腕が折れて落ちると、2人は西側へ走り去った。

 5月4日朝になって、近くのホテル支配人が左腕が脇に落ちているのを発見。町観光協会は同月18日、南陽署に被害を届け出た。壊したとみられる2人は6月中旬ごろ、協会に名乗り出たという。

 「治療」は、6月に入ってか…

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