日本戦デビューのラグビー選手、代表選出を巡って物議

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遠田寛生
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 4年に1度結成されるラグビーの全英・アイルランドの選抜チーム「ライオンズ」。今年の初戦となった日本代表戦(26日、英エディンバラ)で、ほかの選手とは異なる思いを抱き、伝統の赤いジャージーの袖に初めて腕を通した選手がいた。

 その選手は、背番号11のWTBドゥハン・ファンデルメルバ(26)と言う。身長193センチ、体重105キロと大柄でパワーもありながら、一瞬の加速で相手を抜き去るスピードも備えるのが持ち味だ。昨年の欧州6カ国対抗では、大会最多の5トライを決めている実力の持ち主だ。

 実はファンデルメルバは南アフリカ出身だ。2017年にスコットランドのクラブに移籍し、一定の要件を満たせば他の代表になれるラグビーのルールにのっとって昨年10月にスコットランド代表入りした。

 ライオンズは1888年に初めて結成された。欧州6カ国対抗などでライバルとして相対するイングランド、ウェールズ、スコットランドアイルランドの伝統4チームの精鋭が4年に1度、同じチームに集まる。まさにラグビー界の「北半球ドリームチーム」ともいえる。

 絶大な人気を誇り、選手にとって夢であり憧れの対象だ。そして、選手選考では、英国やアイルランドのメディアやファンの間で論争が巻き起こる。

 そして、今回は、ファンデル…

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