「報道の自由は口実にならず」 在日中国大使館が談話

山根祐作
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 民主派支持の香港紙「リンゴ日報」が廃刊に追い込まれたことをめぐり、在日中国大使館報道官は27日、談話を発表し、「報道の自由は、違法行為の口実にはならず、中国に反対し香港を乱す活動を保護する傘でもない」とした。創業者黎智英(ジミー・ライ)氏の逮捕や資産凍結など同紙に対する香港当局の対応を正当化したものだ。

 報道官の談話は、加藤勝信官房長官が24日の会見で同紙の廃刊について「重大な懸念を強めている」と述べたことなどに関する質問に答える形で発表された。加藤氏の発言について、「中国の内政に干渉し、国際法と国際関係の基本原則に反する」と指摘し、「強烈な不満と断固とした反対を表明し、すでに日本側に厳正な交渉を申し出た」とした。(山根祐作)