リンゴ日報の前主筆、空港で逮捕 国安法違反の疑い

香港=奥寺淳
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 24日に廃刊した香港紙「リンゴ日報」の前主筆で英語版の執行編集長を務めた馮偉光氏が27日、英国に向けて香港空港から出国しようとした際、香港警察に香港国家安全維持法国安法)違反の疑いで逮捕された。香港メディアが伝えた。外国勢力との結託との疑いがかけられたという。

 中国共産党に批判的だった同紙をめぐっては、すでに創業者の黎智英(ジミー・ライ)氏のほか、経営や編集トップ、主筆ら6人も国安法違反容疑で逮捕されている。捜査当局は、同紙が掲載した記事によって米欧から中国への制裁につながったと主張している。同紙廃刊後も警察が捜査対象を拡大していることが明らかになった。(香港=奥寺淳

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    吉岡桂子
    (朝日新聞編集委員=中国など国際関係)
    2021年6月28日12時29分 投稿

    【視点】中国内の民主活動家に対しては、国内での影響力をそぐため、海外へ「追い出す」ケースが目立ちました。りんご日報主筆の英国への出国前の逮捕は、激増している海外移民への抑止として「逃げようと思っても逃げられないぞ」とする威嚇だろうか。あるいは、英語