外食チェーンのグルメ杵屋、食品のネット通販参入へ 

有料会員記事

宮川純一
[PR]

 手打ちうどん店「杵屋」などを展開する外食チェーングルメ杵屋大阪市)の椋本充士社長が朝日新聞の取材に応じ、9月にも食品販売のウェブサイトを立ち上げ、ネット通信販売事業に参入する方針を明らかにした。スイーツの取り扱いから始めるという。コロナ禍の影響で2020年度は計70店舗を閉じたといい、通販事業を新たな収益の柱に育てたい考えだ。

 ウェブサイトでは、自社以外のスイーツの販売から始め、中期的に自社開発の商品を扱うことも想定しているという。椋本社長は、国内のネット通販市場について「食品販売が占める割合がまだまだ少ない」と分析。「スイーツの一種から始めて幅広い食品に広げ、『食のプラットフォーマー』を目指す」と語った。

 グルメ杵屋は「杵屋」のほか、そば店「そじ坊」、和食店「丼丼亭」などを全国で展開。椋本氏は「コロナでオフィス街から人がいなくなって、大きなダメージを受けた」といい、同社の21年3月期決算は創業以来最大となる51億円の純損失だった。今年4~6月の既存店舗の売上高も、コロナ禍前の19年の同時期と比べ3分の2程度にとどまるという。

 コロナの影響で2020年度…

この記事は有料会員記事です。残り377文字有料会員になると続きをお読みいただけます。