膨らんだ店舗網を見直しへ 京都銀行頭取に戦略を聞く

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諏訪和仁、大貫聡子
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 全国の地銀で上位の店舗網を持つ京都銀行が、支店網の見直しに乗り出している。地方銀行全体で国内の支店数がこの20年間で1割減るなか、京都銀は大阪や滋賀、奈良、兵庫に支店を出し、1・5倍に増やしてきた。逆張りの成長戦略はどこに向かうのか。土井伸宏頭取(65)に聞いた。

 ――この20年間で支店数を117から174に増やしてきました。

 「支店は京都と大阪、東京だけだったが、2000年に『広域型地方銀行』になると言って滋賀に出し、04年に奈良、兵庫、11年に愛知と広げた。大阪の支店は3倍になった。金融界は全体に縮小傾向だったが、逆張り的に支店を出した」

 「滋賀に住んで京都で働くとか、京都の大学が大阪や滋賀にキャンパスを設けるとか、人の動きや経済圏は広がっているのに、銀行は京都だけカバーしていればいいのかという強い問題意識があった。営業エリアを広げ、地域リスクを分散したいという考えもあった」

 ――支店網拡大の成果は上がりましたか。

 「京都とそれ以外の企業との…

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