ランニング中に迷子発見 高校生と運転手、協力して保護

坂田達郎
[PR]

 道に迷っていた男児と高齢女性が山形市内で相次いで見つかり、無事に保護された。いずれも6月8日の一晩の出来事。機転を利かした女子高校生ら5人には、山形署長から感謝状が贈られた。

 山形城北高校2年の岸来留実さん(16)と飯沢夏海さん(16)は8日午後7時50分ごろ、山形市鉄砲町をランニング中、道に迷っていた小学2年の男児を見つけた。遊びからの帰りだという。

 通りかかったタクシー運転手の志鎌健一さん(53)は業務中に迷子の情報を聞いていて、「似ている」と停車。後部座席に乗せ、両側に岸さん、飯沢さんが座り、「寒くない?」などと話しかけた。

 山形署で22日に感謝状の贈呈式があり、3人は再会。「将棋やサッカーの話をしていて元気でした」と岸さん。志鎌さんは「路地に入っていたらなかなか見つからない。肌寒く、早く見つかってよかった」と話していた。

 男児が見つかってから約1時間半後。同市東原町では、いずれも山形市に住む自営業鈴木秀一さん、会社員中村藍さんが70代女性を保護していた。

 女性は日中に家族とはぐれ、1人で歩いていたところだった。鈴木さんが県警の「やまがた110ネットワーク」で届いたメールで行方不明者の特徴に似た女性に気づき、通りかかった中村さんと協力して対応したという。(坂田達郎)