ワクチン接種したら御朱印 元救急救命士の副住職が考案

中根勉
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 伊勢型紙の御朱印を提供している旧東海道関宿の福生山(ふくしょうざん)長徳寺(三重県亀山市関町)が、新型コロナウイルスのワクチン接種を2回済ませた人への特別御朱印を2種つくった。7月1日から授与する。副反応を嫌って1回しか接種しない人もいるとされるなか、接種の広がりに少しでも協力したいと考えたという。

 寺の御朱印は、すべて伝統工芸の伊勢型紙の技法でつくっている。今回の特別御朱印は「南無阿弥陀仏」の名号(みょうごう)を寺の朱印に重ねたものと、龍の絵柄を描いたものの2種で、いずれも新作。通常の御朱印を1種依頼した人にひとつ、2種以上の人にふたつ、提供するという。

 御朱印を考案した副住職の能美寛教さん(43)は、寺の後継ぎとして実家に戻る前は神奈川県救急救命士として救急車に乗り込む仕事をしていたこともあり、今の立場でも何か命を救うことに協力できないかと思ったという。

 御朱印は来訪時間などを予約するのが基本。電話(070・5335・0393、午前10時~午後4時)へ。(中根勉)