5月の完全失業率0・2ポイント悪化、5カ月ぶり3%台

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 総務省が29日発表した5月の完全失業率季節調整値)は3・0%となり、前月より0・2ポイント悪化した。3%台は昨年12月以来、5カ月ぶり。コロナ禍で仕事を失い、職を探す人が増えた影響とみられる。

 完全失業者数は204万人で、前月と比べて10万人増えた。男女別の完全失業率は男性は3・2%で横ばいだったが、女性が2・7%で、0・4ポイント悪化した。

 一方、厚生労働省が29日に発表した5月の有効求人倍率季節調整値)は1・09倍で前月と同じだった。

 求人倍率は求職者1人に対し、求人が何件あるかを示す。求人数は209万人で前月より0・3%減ったが、求職者数も減った。業種別の新規求人数(原数値)で、宿泊・飲食サービスは前年同月比10・2%増と2カ月連続の増加となった。一方、卸売り・小売業は同5・3%減で、前月の増加から減少に転じた。