コロナの暗雲飛んでけ! てるてる坊主800体

田辺拓也
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 新型コロナウイルスの終息を祈願するてるてる坊主が、奈良県五條市の生蓮寺(しょうれんじ)の境内に飾られている。寺がコロナ禍の暗雲を払おうと、ホームページやSNSなどで呼びかけ、約800体が全国から寄せられた。

 平安時代に建立された生蓮寺は、空海が高野山へ向かう道中に晴天を祈願したとの伝承から、「晴れ祈願の寺」として知られている。 寺は、5年前から地元のアートイベントに際し、全国からてるてる坊主を募集。毎年600~800体が寄せられる。

 コロナが流行し、イベントが中止となった昨年は、疫病退散の願いを込めて募集。3カ月ほどで約1600体が集まり、今春におたき上げが行われた。今年の4月から郵送などで集まったてるてる坊主のなかには、「コロナワクチン全部の人に接種できますように」と書かれたものもあった。

 住職の高畑公紀さん(44)は「てるてる坊主を見て、心も晴れてほしい」と話す。7月24日まで募集しており、寺のホームページで作り方を紹介している。(田辺拓也)