米国から武漢に資金? G20前に「コロナ流出説」再燃

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ワシントン=合田禄
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 新型コロナウイルスの起源をめぐり、中国の研究所からウイルスが流出した可能性への関心が米国内で再燃している。主要20カ国・地域(G20)の外相会合を前に、米中関係の新たな火種になっている。

 中国・武漢の研究所からウイルスが流出したとする説は、トランプ前大統領が繰り返し主張してきた。当時は批判の矛先を中国に向けさせるという政治的思惑が強いとみられていたが、米メディアが流出説につながる未公開の報告書を報道し、一気に関心が高まった。

 バイデン氏も今年5月、中国の研究所から流出した可能性に言及し、米情報機関に追加調査を指示。「中国に透明性がある国際調査に参加するよう働きかけ続ける」とした。

 これまで流出説を疑問視してきたファウチ大統領首席医療顧問も、厳しい批判にさらされている。

 2015年から19年にかけ、米国立保健研究所(NIH)の研究資金約60万ドル(約6600万円)がニューヨークの非営利団体「エコヘルス・アライアンス」を通じ、武漢の研究所に提供されていたことが明らかになったためだ。

 情報公開の手続きによって公…

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