2年ぶりにはためく「のぼり」 大相撲名古屋場所に向け
上山浩也
2年ぶりに開催される大相撲名古屋場所(7月4日初日、ドルフィンズアリーナ)に向け、岐阜市青柳町の吉田旗店で作られた「相撲のぼり」が出番を待っている。
コロナ禍で昨年の7月場所は東京・国技館で開催された。地方での開催も昨年3月の春場所(大阪)以来、1年4カ月ぶり。力士や部屋の名前が虹の七色を基本とした原色で染め抜かれた「のぼり」は、長さ5・4メートル、幅0・9メートル。吉田稔会長(81)が手書きしたものを元に職人たちが仕上げた。今年は約60本を作ったという。
吉田聖生社長(55)は「今場所は特別。のぼりを作り終えると、暑い夏が来るんだと気持ちが盛り上がる。コロナ禍でまだ普段とは違うが、少しは以前のように感じられるかな」と話した。(上山浩也)
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