八村塁の同僚、バスケ米代表入り 「謙虚に、奮い立つ」

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 東京オリンピック(五輪)のバスケットボール男子で、五輪4連覇を目指すアメリカ(米国)代表の登録メンバーが28日、発表された。

 2012年ロンドン、16年リオデジャネイロに続き3回目の五輪となるケビン・デュラント(ネッツ)をはじめ、全12選手が米プロNBA所属。ウィザーズの日本代表、八村塁の同僚であるブラッドリー・ビールも選出された。

 五輪経験者は、デュラントとドレイモンド・グリーン(ウォリアーズ)、ケビン・ラブ(キャバリアーズ)の3人のみ。一方、11人がオールスター経験者、そのうち6人は今季も選ばれた選手で、NBA各チームで主力を担う選手がそろった豪華な布陣だ。

 八村の同僚で、ウィザーズの中心選手のビールは初の五輪出場に「代表に選ばれたことを光栄に思う。リーグを代表する選手たちと世界最高峰の舞台で国を代表して戦えることは、己を謙虚にさせてくれると同時に、奮い立たせてくれる」とコメントした。

 チームの中心として期待されるデュラントは、2年前のアキレス腱(けん)断裂から今季復活したばかりだ。とはいえ、レギュラーシーズンは35試合に出場して平均26・9得点、7・1リバウンド、5・6アシストを記録した。さらに、プレーオフでは、平均34・3得点、9・3リバウンドと驚異の数字を残し、完全復活と言えそうだ。

 東京五輪を巡っては、レブロン・ジェームズ(レイカーズ)やステフィン・カリー(ウォリアーズ)らが出場を辞退した。参加する意向だったジェームズ・ハーデン(ネッツ)もケガの影響で外れ、日本でも名が知れたスーパースターは不在となった。それでも、7位に終わった2019年ワールドカップの雪辱を期すため、フレッシュながら優勝へ強い覚悟を感じさせる顔ぶれとなった。

 率いるのは、スパーズを過去5度のNBA優勝に導いた名将グレッグ・ポポビッチ監督だ。「東京五輪での金メダル獲得に向け、気持ちは高まっている。選ばれた選手たちを喜ばしく思うと同時に、この素晴らしいチームと共に仕事ができる機会を楽しみにしている」とコメントした。

 東京五輪バスケットボールはさいたまスーパーアリーナで開催され、7月25日から1次リーグが始まり、8月7日に男子決勝、同8日に女子決勝を迎える。

 出場が決まっているのは米国、日本、アルゼンチンフランス、イラン、ナイジェリアスペイン豪州。残りの4チームは、6月29日から7月4日までカナダ、クロアチア、リトアニアセルビアの4カ国で開催される予選で決まる。

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 選ばれた米国代表選手は次の通り。

 ▼ガード デイミアン・リラード(トレイルブレーザーズ)、ドリュー・ホリデー(バックス)、ブラッドリー・ビール(ウィザーズ)、デビン・ブッカー(サンズ)、ザック・ラビーン(ブルズ)

 ▼フォワード ケビン・デュラント(ネッツ)、ジェイソン・テイタム(セルティックス)、クリス・ミドルトン(バックス)、ドレイモンド・グリーン(ウォリアーズ)、ジェレミー・グラント(ピストンズ)、ケビン・ラブ(キャバリアーズ)

 ▼センター バム・アデバヨ(ヒート)