高齢者ワクチン、「7月完了」は不透明 定義もあいまい

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坂本純也、戸田政考、小泉浩樹
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 新型コロナウイルスのワクチン接種をめぐり、65歳以上の高齢者の1回目の接種率が5割を超えた。一方、2回目の接種率は25%以下にとどまる。菅義偉首相は、希望する高齢者に7月末までに接種を完了する目標を掲げるが、いまのペースで達成できるかは不透明だ。

 首相が「7月末」の目標を初めて掲げたのは4月23日。3度目の緊急事態宣言を、東京や大阪など4都府県に出すことを決めた後の記者会見で、「希望する高齢者に、7月末を念頭に各自治体が2回の接種を終えることができるよう政府を挙げて取り組んでいく」と表明した。

 市区町村の接種で使う米ファイザー製は、約3週間の間隔を空けて2回接種する。対象となる高齢者は約3549万人。接種状況を公表している首相官邸のホームページ(HP)によると、28日時点で1回目を終えたのは約2067万人(約58%)で、2回目まで接種を済ませた高齢者は約866万人(約24%)だった。

 希望しない高齢者が一定数はいるとみられるが、1回も接種していない高齢者は約1481万人(約42%)に上る。首相周辺は当初、「6月中には希望する高齢者全員が1回は打ち終わっているといい」との見方を示していた。

■7月10日までに……

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