「うちは出戻りの聖地」 ワーカーズコープの働きがい

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編集委員・北郷美由紀
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2030 SDGsで変える

 働く人たちが自ら出資して運営にも責任をもつ「協同労働」という働き方が注目されています。後押しする法律もできたばかり。SDGs(エスディージーズ)(持続可能な開発目標)の「すべての人に働きがいのある仕事を」という目標にも重なります。(編集委員・北郷美由紀)

 千葉県流山市にある「東葛病院」は、東京・秋葉原まで電車で約30分の地の利で移り住む人が多い地域で、医療の中核を担う。清掃や警備、設備の保守点検、電話交換、医療スタッフの白衣などの洗濯、病院関係者へのお弁当づくりと配達。一般病床330床の総合病院を裏方で支える人たちは、協同労働と呼ばれる働き方をしている。

 日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会センター事業団の「東葛地域福祉事業所」。普通の会社とはずいぶん違う。働く人たちは自ら出資し、様々な意思決定に加わり、経営のことも考えるのだ。東葛事業所では働く62人のうち59人が組合員。出資金は一人5万円で、給料2カ月分まで増資できる。表決を取る時は、出資額や役職にかかわらず一人一票だ。

 雇う、雇われるの一方通行で…

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