レゴで世界遺産 鹿児島市で屋久杉やタージ・マハル展示
ライター・知覧哲郎
鹿児島県屋久島の縄文杉やインドのタージ・マハルなどの世界遺産をレゴブロックで再現した作品が、鹿児島市で展示されている。世界26カ国の38作品。鹿児島市中央町の商業施設「Li―Ka1920」(ライカ イチキューニーマル)の全面開業に合わせた企画展「PIECE OF PIECE」で、同施設5階の「ライカ南国ホール」で開かれている。
縄文杉は高さ約120センチで1万5千個のブロックで組み立てられている。屋久島から家族で訪れたという女性は「身近な玩具でこんなに。すごいですね」。
世界自然遺産への登録が間近に迫る奄美に生息するアマミノクロウサギの作品も展示され、実行委の眞柄正志ディレクターは「プチ世界旅行気分で楽しんでいただければ」と話す。
2003年に始まった巡回展の第4回展で、鹿児島での開催は3年ぶり。収益の一部は日本ユネスコ協会連盟が行う活動に寄付される。7月5日まで。午前10時から午後8時(最終日は午後6時)。入場料は大人800円、小中学生400円で、乳幼児は無料。(ライター・知覧哲郎)