中国外務省前で放火か 結党100年行事控え、北京厳戒

北京=高田正幸
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 北京の中国外務省前の路上で何者かが火をつける様子を映した動画が、中国のインターネット上で一時公開された。動画はすでに削除されているが、29日の定例会見で事実関係を問われた中国外務省の汪文斌副報道局長は、「一般的な社会治安案件」と説明し、関係部門が調査していると明らかにした。

 動画では、男性とみられる人物が路上の物体に火をつけ、自らの衣服にも引火。何かを叫んだ後、警備担当者とみられる2人に連行される様子が収められている。

 この人物の身元や火をつけた動機などについて、中国外務省は明らかにしていない。中国は7月1日に共産党の結党100年の節目を控えており、祝賀行事が予定される北京では厳重な警備が続いている。(北京=高田正幸)