総務省放送政策課長 事実上更迭 接待11回受ける

[PR]

 総務省幹部への接待問題で、総務省は30日、放送関連会社「東北新社」から繰り返し接待を受けていた井幡晃三・放送政策課長を国立研究開発法人の情報通信研究機構総務部副部長に出向させる人事を発表した。7月1日付で、事実上の更迭とみられる。

 総務省の調査結果によると、井幡氏は東北新社から2016年以降に11回の接待を受け、プロ野球の観戦チケットも受け取る倫理法令違反が認定され、2月と6月に減給の懲戒処分を受けていた。東北新社側は外資規制違反を把握した17年8月に当時の担当課長だった井幡氏に違反の事実を報告したと主張しているが、井幡氏は否定している。

 接待問題で減給処分を受けた幹部ではこのほか、玉田康人・大臣官房総務課長も海外通信・放送・郵便事業支援機構常務理事に出向させる。武田良太総務相は25日の閣議後会見で「課長級の人事も含め、放送担当、NTT担当は一新する」と表明していた。