「復興五輪」だったけど…福島県が五輪イベント全て断念

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笠井哲也、力丸祥子
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 福島県は28日、東京五輪の野球・ソフトボール競技の開催期間中、福島市の県営あづま球場で予定していたイベントの中止を発表した。県は、主催予定だった関連イベントをすべて断念したことになる。東京都も29日、被災地支援として県内で予定していたライブサイトの中止を発表した。

 県の計画では、競技がある7月21、22、28日の3日間、球場内のブースで県産品を販売するなどして、国内外に福島の復興をアピールすることになっていた。しかし、大会組織委員会のガイドラインで、新型コロナの感染拡大防止の観点から観客の「直行直帰」が求められたため、開催は難しいと判断した。

 予定していた会場は暑さ対策の大型テントを設置するなど、観客の休憩所として活用するという。

 内堀雅雄知事は28日の会見で「復興の発信、これからの復興への決意を示す場がすべて封じられてしまった」と無念さをにじませた。その上で「中止はやむを得ない。今後、どういう形で対応できるか、手段を考えたい」と述べた。

 一方、東京都は大会組織委員…

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