首相「通学路の安全総点検」千葉の事故うけ関係閣僚会議

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 千葉県八街(やちまた)市でトラックが小学生の列に突っ込み、児童5人が死傷した事故を受け、政府は30日午前、交通安全対策に関する閣僚会議を開いた。通学路の総点検など対策を強化する。

 菅義偉首相萩生田光一文部科学相らが出席した。首相は「今回のような大変いたましい事故はいまだ後を絶たない。必要な捜査と原因究明を直ちに行い、関係事業者への安全管理を徹底していく」と強調。「通学路の総点検を改めて行い、緊急対策を拡充・強化し速やかに実行していく」と述べ、関係閣僚に対策の早急な洗い出しを求めた。

 首相はまた、今回の事故でトラック運転手の呼気から基準値を上回るアルコールが検出されたことを踏まえ、「飲酒運転は重大事故に直結する極めて悪質で危険な行為」と指摘した。

 事故は28日午後3時25分ごろ発生。下校中の市立朝陽(ちょうよう)小の児童5人が巻き込まれ、3年生の谷井勇斗さん(8)と2年生の川染凱仁さん(7)の死亡が確認されたほか、3年生の女児が重体、1年生と2年生の男児が重傷を負った。