元サッカー少年、野球部主将で4番に 監督もたたえた

佐野楓
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(29日、高校野球北北海道大会 滝川西13-1美唄尚栄)

 初回の好機で美唄尚栄の4番、宮沢翔也主将(3年)に打席が回ってきた。内角の直球をたたいて適時打。チームに先取点をもたらした。

 元々はサッカー少年。同じ中学の梶原海斗選手(3年)に誘われ、高校入学前の野球部の練習に出たのがきっかけで野球を始めた。初めは試合で1本も打てず、経験者の仲間との実力差に焦った。「みんなに追いつきたい」。監督や先輩に素振りや守備の動きを教わり、必死にルールを覚えた。体を鍛え体重を16キロ増やすと打球が飛ぶようになり、野球が楽しくなった。

 人一倍のがむしゃらさが認められ、昨秋からは主将で4番に。チームをまとめるために率先して声をかけてきた。山本雄介監督は適時打を「3年間の頑張りが出た一本。チームの大黒柱として支えてくれた」とたたえた。(佐野楓)