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医師免許持つ市長が300人接種 選手団受け入れ急準備

新型コロナウイルス

大野宏
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 7月12日から東京五輪事前合宿でウズベキスタン柔道選手団を迎える京都府舞鶴市は、バス運転手ら対応する市民約120人への新型コロナウイルスワクチンの接種を進めている。医師免許を持つ多々見良三市長が自ら接種に当たっており、7月2日に2回目の接種を終える予定だという。

 同市はシベリア抑留者の引き揚げを通じた縁でウズベキスタンと交流を続けている。レスリングと柔道の事前合宿地になったが、レスリング選手団は感染予防のため直接選手村に入ることに。柔道選手団だけが合宿をすることになった。

 選手団は正選手9人を含む28人で、事前にワクチンを2回接種して来日する。毎日PCR検査し、練習会場の舞鶴文化公園体育館と宿舎を貸し切りバスで往復。見学や交流会は開かず、19日に選手村へ出発するまで一般市民との接触を避ける。だが、市職員やバスの運転手、ホテルの従業員など、選手団との接触の避けられない人がいるため、接種を決めた。

 市長はこれまでにも、接種する医師が急きょ足りなくなったときなどに接種を買って出ている。救急隊員や高齢者ら、約300人に接種してきたという。今回は「集団接種を担当する医師会に余計な負担をかけたくない」と判断した。8、9日に1回目の接種を済ませた。

 多々見市長は「五輪をやる限りは、ホストタウンとして選手団を受け入れる約束は果たす。気持ちよく選手を迎えられるよう、市民が安心できる体制をつくりたい」と話している。(大野宏)

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