衆院栃木2区、自民の公認巡って混乱 西川元農相の地盤

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津布楽洋一
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 衆院栃木2区の立候補予定者を公募で選んだ自民党県連だが、いまだに混乱が収まっていない。党本部のある幹部は「支部長を決められないのなら公認は出すわけにはいかない」と発言。候補者問題は党本部を巻き込み、混迷を続けている。

 栃木2区支部長を務める西川公也氏(78)が後継者が円満に決まれば出馬しないことを明言したことに伴い、一気に自民党の候補者選びが本格化した。党県連は公募を実施し、面接などを経て党県連政調会長で県議だった五十嵐清氏(51)を候補予定者に選んだ。西川氏の長男で県議の鎮央(やすお)氏(49)も応募していた。

 6月5日の県連定期大会で五十嵐氏を正式に候補予定者に決定。県連の木村好文幹事長ら幹部は9日に党本部を訪れて、二階俊博幹事長らに五十嵐氏を公認候補にするように要請。党本部幹部から、公也氏の理解を得るよう配慮を求められた。公也氏も地元の意見が反映されていないとして「円満ではない」と支部長の続投を宣言した。

 その後、県連側と西川氏側が公の場で協議をする動きはない。県連幹部は「大会で機関決定したことをひっくり返しては自民党がおかしくなる」と従来の姿勢を崩していない。

このままでは保守分裂? 党本部幹部の答えは

 公也氏は現在も党本部の幹事…

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