サメのかみ痕、縄文人の骨に 世界最古の襲われた証拠に

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野中良祐
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 岡山県で発掘された約3千年前の人骨に、サメにかまれた痕が多数あることを、英オックスフォード大学や京都大学などのチームが突き止めた。人がサメに襲われた物的証拠はこれまで約千年前の骨が最古とされていたが、今回の発見で大幅に記録を更新した。

 サメのかみ痕が残っていたのは、1919年に津雲(つくも)貝塚(岡山県笠岡市)で発掘され、京大で保管されていた人骨約80体のひとつ。35~45歳の縄文人の男性とみられる。オックスフォード大で考古学を専攻する大学院生が調査の一環で京大を訪ねて発見した。男性の人骨には多数の傷があり、争いといった人為的な理由ではない傷だと考えた。

 男性の人骨には、少なくとも790カ所の傷痕があり、治癒の経過が見られないことから、傷が死因になったと考えられる。V字形の傷の溝や、平行で直線的な傷痕、歯による穴といった特徴的な形が複数確認でき、サメにかまれた傷だとわかった。ホオジロザメかイタチザメと考えられる。

 別の縄文時代の遺跡からは釣…

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