「量から質へ」 大阪観光局理事長がみるコロナ後の観光

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聞き手・箱谷真司
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 2025年大阪・関西万博は、350万人のインバウンド訪日外国人客)を含む2800万人の来場を見込む。コロナ禍で苦しむ観光を立て直す起爆剤として生かせるかどうか。大阪観光局理事長で元観光庁長官の溝畑宏氏に聞いた。

 ――コロナ禍で観光産業は打撃を受けています。

 「(コロナ禍が)これ以上長引くと、観光業者は資金繰りなどがとても厳しくなる。ワクチンの接種率を高め、今秋には一部の訪日客が戻ってほしい。海外の事例では、接種率が40~50%になれば人が動くハードルが下がり、観光も反転攻勢に出られる。ただ状況次第。当面は経済活動を回す『アクセル』と感染防止対策の『ブレーキ』を機動的に踏み分けるしかない」

 ――収束後を見据え、訪日客を増やす戦略は。

 「警戒が続き、観光は少人数…

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