大谷とまらぬ本塁打 データが裏付ける「ダントツ首位」

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小宮山亮磨
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 米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平が29日(日本時間30日)、ニューヨークでのヤンキース戦に出場し、2打席連続本塁打を放った。今シーズンの本塁打数を28に伸ばし、大リーグ全体で単独首位に躍り出た。7月にあるオールスターゲームでは、日本選手初となる本塁打競争への出場も決まっている。

 「2番・指名打者」で出場した大谷は、第2打席の三回に3試合連続本塁打となる27号ソロを、第3打席の五回にはライナー性の28号2ランを、いずれも右翼席にたたき込んだ。

 打撃が好調なのはなぜなのか。打球の動きを数値化した大リーグの公式データから、今季の大谷の打撃の特徴を探ってみると、ある顕著な変化が起きていた。

打点、長打率も上位

 今季の大谷の打点はここまで63と、大リーグ全体で3位。1打数あたりで進んだ「塁」の数の平均値を示す「長打率」も、同2位の6割8分8厘と上位にある。

 カメラやレーダーで球の動きを追跡して数値化する大リーグのシステム「スタットキャスト」の公式データ(28日現在)をダウンロードして、大谷の打球を分析した。

 まずは、バットに当たった直後の打球速度。

 記録された2021年の計350回をみると、平均は時速約136キロ。20年の同134キロよりは速いが、19年(139キロ)、18年(140キロ)と比べれば劣る。

 では、打球が上がる角度はどうか。

 21年の平均は、水平方向から上側に21.6度。18年は16.3度、19年は12.5度、20年は15.8度だった。これまでよりも、かなり傾きが増していることがわかる。

飛躍的に向上した「バレル」率

 スタットキャストのデータでは、安打や長打になる確率が高い速度と角度で打ち上げられた打球を、「バレル」と呼んで分類している。大谷の打球がバレルとされた割合は、21年はこれまで25.6%と、両リーグでダントツの首位だ。11.1%だった20年から飛躍的に向上した。19年は12.2%、18年は16.5%だった。

 ゴロを避けて、打球を上にあ…

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