「TSUBAKI」などの日用品事業、新会社へ 資生堂

江口英佑
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 「TSUBAKI」「uno」などのブランドがある資生堂の日用品事業が、7月1日から新会社「ファイントゥデイ資生堂」に引き継がれる。投資ファンドのCVCキャピタル・パートナーズに1600億円で売却したが、資生堂は新会社の株式を35%持ち、引き続き事業に関与。従来のブランドは維持する。

 新会社の社長には、カネボウ(現クラシエホールディングス)社長も務めた小森哲郎氏が就く。小森氏は6月30日の設立発表会で、中国や東南アジアでシェア拡大を図り、今後5年間で売上高を1・5倍にする目標を示した。数年後の株式上場を目指すという。

 資生堂は、新型コロナ禍による外出自粛や訪日客減少などで化粧品の売り上げが激減。2020年12月期の純損益は116億円の赤字で、非中核事業の売却などを進める方針を示している。今年4月には、イタリアのファッションブランド「ドルチェ&ガッバーナ」と結んでいた香水や化粧品などを世界で生産・販売するライセンス契約を、12月末で解消すると発表している。(江口英佑)