男性育休、8年連続100% 日本生命・朝日専務に聞く

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聞き手・津阪直樹
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 男性にも積極的に子育てに参加してもらう策の一つとして、政府が取得率の向上を目指す男性の育休。厚労省の調査(19年度)では男性はまだ7・48%だが、大手生命保険会社の日本生命では8年連続で男性の取得率100%を達成している。どんな工夫をしているのか、朝日智司専務に聞いた。

 男女ともに活躍できる組織にしたいというのが育休改革の出発点でした。男性社員が育休を取得することで、女性社員の働き方への理解を深めることを狙い、13年度に「男性育休取得率100%」を掲げました。

 達成のため、経営層からのメッセージの発信、管理職の意識・行動改革、本人の意識・行動改革の三つを軸に様々な取り組みを始めました。この中で特に効果があったのは経営層、管理職の部分です。

 「育休は男性も取るものだ」と言い続ける一方、営業本部長など管理職が率先して育休を取れるよう、代替の要員を配置するようにしました。また、育休の取得計画に上司だけでなく、人事部も関与し計画のフォローをしっかりさせるようにしました。社員が育休をとっても出世や評価に全く影響しないと感じたことで、取りやすくなったと思っています。

 結果として、それまでほぼゼ…

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