政治って身近だよ 小学生から楽しく学べる小冊子

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渡辺純子
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 子育て中の女性たちが、まちづくりや政治について子どもが楽しく学べる冊子をつくった。中心となったのは、数年前まで政治に無関心だった女性。出産を機にママ友と団体をつくり、発行までこぎつけた。

 学校の行き帰りの道がきれいなのはなぜだろう? 夜道に電灯がつくのはなぜだろう?――。冊子「小学生からのまちづくり・政治」は、そんな問いかけで始まる。

 「政治って小難しく感じるけど、身近な暮らしにつながっているんだと知ってほしい」。発行した福岡県太宰府市の市民団体「かたって、つないで」の芳野絵理佳さん(36)はそう話す。

 言語聴覚士として福祉施設で働く芳野さんは、5年前まで「市政の『し』の字も頭になかった」。選挙には行っていたが、だれに投票すればいいかさっぱり分からず、当日に名前だけ見て決めていた。「くじみたいなもの。ダメダメな人でした」

 2017年に長女を出産すると、将来にかかわる地球温暖化、就職難といった課題が身に迫ってきた。ちょうど地元で市長選があり、候補者3人の訴えをそれぞれの集会などで聴く機会があった。3回とも子連れで行った。話を聴くほど、「どこかでそつなくやっているはず」という政治への漠然とした信頼が、がらがらと崩れた。

 しかも聴衆はどの会場も高齢…

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