G20共同声明、中国言及なし 対コロナでの協調を優先

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マテーラ=疋田多揚、大室一也、ワシントン=高野遼 高田正幸=北京、石橋亮介=モスクワ、佐藤達弥
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 主要20カ国・地域(G20)の外相・開発相会合が29日、イタリア南部マテーラで開かれ、新型コロナウイルスからの途上国の復興支援などを盛り込んだ共同声明を採択した。その後の開発相会合でも、途上国向け開発資金の透明性確保の重要性などを確認。外相会合も含めた一連の会合では、参加各国は立場の差を横に置き、「国際協調」でまとまった格好となった。

 会合では、飢餓の撲滅やワクチンの供給拡大、持続可能な開発目標(SDGs)の迅速な達成などについて議論。課題に取り組む姿勢や基本的な考え方を共同声明にまとめた。

 一方、いずれの共同声明にも中国への言及はなく、米国が重視する「民主主義」や「人権」といった言葉も盛り込まれなかった。

 6月中旬の主要7カ国首脳会…

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